わずらわしさを受け容れる

月2回のペースで開催している「おるた家族食堂」に興味を持ち、コミュニティスペースの研究をしているという女子大生さんが参加申し込みをしてくださいました。開催場所であるオルタナティブ生活館(新横浜)そのものがコミュニティスペースでもあり、ちょうどお申込みいただいた日は館内に事務所を持つ団体の参加でフェスタを開催するので、そこも見学してくださいとお誘いしてみたところ、快いお返事をいただきました。

おるた家族食堂は、子どもの経済的な貧困に特化した事業ではありません。人のつながりの貧困、多世代が混ざり合う体験の貧困に着目しています。やってみれば、スマートに進むことはほとんどなく、人が人と共に何かする、暮らすというのは、わずらわしさの連続なのだと思い知ります。それを受け容れられるか、楽しめるのか、問われているように思うことがたびたびあります。そんなお話をしてみたいと考えています。そもそも、それが彼女には十分めんどくさいかな~。